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iPadで外部ディスプレイは利用できるの?PCみたいに外部ディスプレイを利用できると嬉しい

iPadで外部ディスプレイを利用する事は可能です!iPad機種別の外部ディスプレイ利用方法をお伝えします!
こんにちは!みつです。
iPadって最高のデバイスですが、最大画面サイズはiPad Proの12.9インチが最大です。
ただ、iPad Proは高価ですし12.9インチ以上の画面で写真や動画などを楽しみたいですよね😅
今回は、iPadの画面を外部モニターやテレビに投影する方法をお伝えいたします。

この記事でわかること
- iPad機種別の外部ディスプレイ利用方法
- iPad外部ディスプレイ利用におけるメリット・デメリット
- iPadで外部ディスプレイを使ってみての感想
- iPadで外部ディスプレイを利用する際のよくある問合せ
iPadに外部ディスプレイとマウス・キーボードを繋げるとまさにPCです。外部ディスプレイにつなぐ事で迫力のある映像をみたり写真を楽しむ事が可能になります!
iPadでの外部ディスプレイ利用方法

iPadOSの進化でMacBookのようにiPad画面を外部ディスプレイに出力する事が可能になりました😄
iPadでも外部ディスプレイを利用する事でより大きな画面でiPadを利用する事ができます。そしてマウスやキーボードも利用できるようになったので、よりPCライクな使い方が可能なります。
iPadでキーボードやマウスを利用すると活用の幅が広がります。特殊な作業を除きほとんどがiPadで済んでしまいます😄
現時点(iPadOS16)でPCと同じレベルまでの外部ディスプレイ利用はできないですが、iPadでの外部ディスプレイ利用はメリットが沢山あっておすすめです。
後ろの記事で紹介のキーボードとマウス(またはトラックパッド付きキーボード)を組み合わせれば、まさにPCです。
アップル公式ページは、文字情報だけなので本記事では画像付きで詳細ご説明致します。
iPadと接続可能なディスプレイについて

iPadは基本的にすべてのディスプレイと接続可能です!
ただし、外部ディスプレイの利用にあたっては外部ディスプレイが対応する端子が重要になってきます。
具体的には以下2端子となります。
- HDMI端子
- USB-C端子
HDMI端子ディスプレイの場合には、(下記記事で紹介しているような)「USBハブ」と「HDMIケーブル」を利用しiPadと接続する必要があります。
iPad mini6、iPad Air4、iPad Proは「USB-Cハブ」、iPad第9世代や iPhoneは「Lightningハブ」が必要になります。
下記に機種別におすすめな「USB-Cハブ」「Lightningハブ」をまとめて紹介しております。

ちょっとお話がずれますが、USB-C端子対応ディスプレイであればiPad ProやiPad Air5はハブが不要でUSB-Cケーブル1本で外部ディスプレイの利用が可能です😄
具体的には、かなり高価なディスプレイになるのでご参考まで😅
【USB-C利用可能なおすすめディスプレイ】
- LG 32UN650-W(4Kでさらに大画面がいい方)
- DELL U2720QM(4K高コスパで3年も保証がつきます)
- BenQ EW3270U(4K解像度で大画面なのに割安)
- ASUS PA279CV-J(4Kでオールマイティに使える高コスパモデル)
USB-C端子利用のiPadでの外部ディスプレイ利用方法
USB-C端子利用のiPad ProやiPad Air4での外部ディスプレイ利用方法についてお伝え致します。
私はUSB-C接続対応の「DELL U2720QM」を利用しており、iPad Air4にUSB-Cケーブル1本を接続するだけで外部ディスプレイの利用が可能です。

USB-Cケーブル挿すだけで1〜2秒で iPad画面が外部モニターに出力されます!

USB-Cハブなどが不要で気軽に利用できます!
下記は私の愛用のキーボード(MX KEYS KX800)とマウス(ロジクールMX Master 3)をiPadと接続しPCライクにしたイメージです。
モニターとキーボード・マウスが揃うとまさにPCですね😆

私はガチで作業しない際には、ロジクールのキーボードケース「Combo Touch」につけたまま、以下のように利用したりしてます。

また、上記画像よりお気付きの方もいらっしゃるかと思いますが、現在の iPadOSは以下の通り外部モニター利用にあたっては課題があります。
下記課題は、USB-Cハブを介してHDMIケーブルでの接続、USB-Cケーブル経由での直接モニター接続の場合も同様になります。
- 外部モニター利用時はミラーリング(画面複製)となり、PCのような画面拡張は行えない
- アスペクト比の自動調整などの機能はなく、ディスプレイ左右に余白が空いてしまう
上記のような課題はありますが、多少のコストはかかっても、USB-Cでの iPad接続を検討される方は、USB-C接続対応のディスプレイを検討いただければと思います。
Lightning端子利用のiPadでの外部ディスプレイ利用方法
iPad第9世代やiPhoneの端子はApple独自規格のLightning端子になります。Lightning端子での外部モニター接続方法をお伝え致します。
外部モニターと接続するためにはLightning端子用のハブを購入しHDMI端子同士を接続する必要があります!
画像はiPhoneと外部モニターの接続ですがiPadも同様の接続イメージです。

参考までにですが Lightning利用の無印iPadやiPhoneのおすすめハブについては下記で紹介しております。
iPadでの外部ディスプレイ利用におけるメリット・デメリット
iPadでの外部ディスプレイ利用のメリットとデメリットを紹介します!
iPadでの外部ディスプレイ利用メリット
まず、iPadの最大画面サイズはiPad Proの12.9インチが最大です。当然ですがディスプレイは24インチ、27インチ…31インチとさらに上のサイズがあります。
大画面に投影する事ができるので、iPadで拡大しないと読めないような雑誌の小さい文字も読みやすいです。
そして、大画面で映画や海外ドラマをみるとやはり臨場感が異なりますね。
ざっくり整理すると以下となります。
- iPad最大サイズ(iPad Pro12.9インチ)を超えた画面表示ができる
- Kindle電子書籍や雑誌を大画面でみれる
- 映画や海外ドラマでの視聴の臨場感がアップし大迫力でみれる
- iPadでキーボード利用時にも視点があがり姿勢もよくなります

11インチiPad Proでも拡大しないと読むのが厳しい雑誌の細かな文字まで問題なく読めます!ちなみに私はAmazon本の読み放題サービス「Kindle Unlimited」を利用してます。
月に2〜3冊見るようであれば情報収集や勉強と元がとれる素晴らしいサービスです。

Netflixの動画再生前はただの画面複製ですが…

再生を開始すると外部モニターは左右の隙間がなくなり画面サイズフルに活用し再生されます!
上記補足すると、外部モニターに対応したアプリであれば左右の隙間なくフル画面表示されます!
調べる限りでは以下のようなアプリが外部ディスプレイ対応アプリです。
- Netflix
- Amazon Prime Video
- LumaFusion
- iPad純正の写真アプリ
どんどんアプリも進化していっているので、いずれほとんどのアプリが対応するかと思ってます。
以下のような動画サブスクを利用される方などは、iPad画面で見るより大画面で見た方が没入感も上がります😄
【おすすめ動画試聴サービス】
iPadでの外部ディスプレイ利用デメリット
すでにお伝えしている内容でもありますが、以下がデメリットです。
- 外部モニター利用時はミラーリング(画面複製)となりPCのような画面拡張は行えない
- アスペクト比の自動調整などの機能はなくディスプレイ左右に余白が空いてしまう
まだまだPC利用時の外部ディスプレイと比べると厳しいですが、ケーブル挿すだけで気軽に(NetflixやPrime Videoなど)フル画面での動画視聴ができるのは結構なメリットですよね。
iPadはPCと違って常に起動している状態なので、特に準備不要でさっと大画面に投影できますね。
また、大画面での雑誌閲覧はとても快適です😄
iPadでの外部ディスプレイ設定項目
ちなみに、iPadでは対応したディスプレイであればHDRとSDRの切替が可能です。
- HDR(ハイダイナミックレンジ)推奨
- SDR(スタンダードダイナミックレンジ)互換性優先
まぁ対応しているならHDRの方がキレイで臨場感があっていいですよね。
また、「ディスプレイモードの変更を許可」にすると、現在視聴中のコンテンツにあわせダイナミックレンジとフレームレートを合わせてくれます。
以下が設定方法となります。ご参考まで
iPad設定画面の「画面表示と明るさ」を選択し、現在接続中のディスプレイを選択

好みにあわせ「HDR」または「SDR」を選択後に「ディスプレイモードの変更を許可」を選択

詳細については下記アップル公式ページでも紹介されております。
iPadで外部ディスプレイを使ってみての感想
iPadで4K外部ディスプレイを使ってみての感想です。よかった点のみでなく気になった点も紹介致します。
大画面は正義でした
iPadは携帯性に優れ11インチの画面で動画視聴や読書、そしてPCライクに作業をこなせる素晴らしいデバイスです。
ただ11インチの画面だと物足りない時があり、外部ディスプレイを利用する事による動画視聴は臨場感がアップしますし、雑誌などはとても見やすいです。
これは一度やってもらえると病みつきになると思います😄
そして、外付けのキーボードとマウスがあればちょっとしたパソコンになり集中して作業ができます。
外部モニターでPCライクに使うのは結構手間でした

iPad画面を大画面に映せるのは最高なのですが、PCライクに使うために毎回キーボーととマウスを出すのが結構手間なんですよね😅
トラックパッド付きのキーボードケースだと、帰宅してケーブルつなげるだけで即モニターに投影できてキー入力開始ができとても快適です。
私はロジクールCombo Touchというものを愛用しておりますが、キーボードとマウスを毎回出すのが手間と思われている方にはおすすめです。
Magic Keyboardは中々高価なので…色々検討してみてください。以下は私の愛用しているCombo Touch詳細レビュー記事です。ご参考まで
やはりアスペクト比が合わないのが辛い
大画面表示に対応したアプリを除いてですが、基本的にはiPad画面を外部ディスプレイに投影すると余白ができてしまうんですよね。
私は31.5インチ大型モニターでそれほど余白は気にはならないですが、ウルトラワイドモニターなどの横に広いモニターだと悲しいくらい余白が空きます。
iPadOSの進化で今後改善はされるとは思いますが、iPadで外部モニターを利用するならばウルトラワイドのモニターはあまりおすすめできないです。
私はUSB-Cで直接繋げるモニター利用してますが、USB-Cハブを導入しHDMIケーブルで今持っているモニターにiPadを接続するのがコストかからずおすすめかなと思います。
また、ハブを導入する事で外部ディスプレイに投影だけでなく、iPadでできる事も沢山増えるので一度お試しいただければと思います。
ウルトラワイドモニターで試したがやはり厳しい
実際に曲面ウルトラモニターの「LG 35WN75C-B」で試してみました。

一目でわかりますが…やはりウルトラワイドモニターをiPad外部ディスプレイとして利用するのは厳しいですね😅
画面半分くらいしか…利用できないですね。iPadOSが進化して画面いっぱいに表示できるようになるのを切に願うばかりです。
ウルトラワイドモニターにちょっとした不満があり、通常タイプの31.5インチ4K LG 32UN880-B「LG 32UN880-B」を追加導入しました。

iPad Proの画面をモニターに出力しましたが、通常タイプのモニターだとスペースにそれほど無駄がなくイイ感じに出力できます。
ご参考までにUSB-Cケーブル1本でiPad画面出力ができる他モニターになります。
【USB-C利用可能なおすすめディスプレイ】
- LG 32UN650-W(4Kでさらに大画面がいい方)
- DELL U2720QM(4K高コスパで3年も保証がつきます)
- BenQ EW3270U(4K解像度で大画面なのに割安)
- ASUS PA279CV-J(4Kでオールマイティに使える高コスパモデル)
iPad外部モニターとしておすすめな「LG 32UN880-B」の紹介記事になります。
iPad外部モニターとしての利用は気になる所はありますが、動画視聴やブログ執筆にはウルトラワイドモニターは結構おすすめです😅
ステージマネージャー機能でさらにiPadを活用

10月25日にiPadOS 16.1が配信されました。その中の目玉機能である「ステージマネージャー」が利用できるようになりました😄
ざっくりと機能をお伝えすると、上記のようにiPad画面上に複数アプリ画面を立ち上げて、画面位置やサイズを自由にかえる事ができます。
つまりパソコンのようなウィンドウ操作(画面操作)ができるようになりました。

これは本当に素晴らしいですよね。合う合わないあるかもしれないですがiPad活用の幅が広がります。
ステージマネージャー利用方法

iPadOS 16.1にバージョンアップした後に以下操作で利用できるようになります。ただし利用できるiPadは以下となりますのでご注意ください。
- M1やM2搭載のiPadである事
- iPadOS 16.2以上である事

iPadの設定画面を開き「ホーム画面とマルチタスク」/「ステージマネージャー」を選択し上記の通りオンにするのみです。
コントロールセンターより有効化
これもめちゃめちゃ簡単でiPad画面でコントロールセンターを開き「ステージマネージャー」アイコンを選択するのみです。

iPadでステージマネージャーを使ってウィンドウ操作
iPadで画面拡張が可能になりました

上記の通りとうとうiPadで画面拡張が可能になりました。繰り返しになりますがiPad mini6や無印iPadではステージマネージャーは利用できません😅
- M1やM2搭載のiPadである事
- iPadOS 16.2以上である事

本日(2022/12/18)時点で最新のiPadOS 16.2へアップデートする事で、iPadへ接続したモニターへ画面拡張が行えるようになりました😁
手順は簡単でiPadOS16.2へアップデート後は外部モニターを接続し、iPad設定の「画面表示と明るさ」を選択しディスプレイの「配置」を選択します。

ディスプレイのミラーリングにチェックを外す(=画面拡張を有効)事で画面拡張が可能となります。またiPadと外部モニターの配置位置も同画面で設定可能となります。
今まで通りミラーリングがいいという方はチェックをONにする事で、ミラーリングでモニターを利用する事ができます。

M1、M2搭載のiPadに限られますが、iPadがPC化し活用の幅がさらに広がりますね😁
iPadで外部ディスプレイを利用する際のよくある問合せ
iPadで外部モニターを使用する方法はありますか?
iPadを外部モニターに接続するために必要な機器は何ですか?
iPadを外部モニターに接続すると、どのようなことができますか?
iPadを外部モニターに接続するとき、画面の表示方法などは変更することはできますか?
iPadに外部モニターを接続するとき、どのようなケーブルが必要ですか?
まとめ

今回はiPadで外部ディスプレイを利用する方法とメリット・デメリットを紹介いたしました。
メリット
- iPad最大サイズ(iPad Pro12.9インチ)を超えた画面表示ができる
- Kindle電子書籍や雑誌を大画面でみれる
- 映画や海外ドラマでの視聴の臨場感がアップし大迫力でみれる
- iPadでキーボード利用時にも視点があがり姿勢もよくなります
デメリット
- 外部モニター利用時はミラーリングとなりPCのような画面拡張は行えない(M1、M2搭載iPadは画面拡張可能)
- ディスプレイ左右に余白が空いてしまう(M1、M2搭載iPadはフル画面の利用が可能)
iPad Air5やiPad ProはUSB-C端子対応の外部ディスプレイであればケーブルを挿すだけで利用可能です!iPad第9世代はLightningハブを導入すれば外部ディスプレイの利用が可能です!
是非一度iPadを外部ディスプレイに接続してみてください。今まで気付かなかったiPadの新しい活用方法が発見できるかもしれません。
【USB-C利用可能なおすすめディスプレイ】
- LG 32UN650-W(4Kでさらに大画面がいい方)
- DELL U2720QM(4K高コスパで3年も保証がつきます)
- BenQ EW3270U(4K解像度で大画面なのに割安)
- ASUS PA279CV-J(4Kでオールマイティに使える高コスパモデル)
参考 iPadをさらに活用するための関連記事
iPadのお陰で人生がとても楽しくなりました。
最後までご確認いただきありがとうございます。
iPad活用の参考になれば幸いです。
記事拝見しました。
第5世代のiPad pro 12.9インチを4Kディスプレイ(27インチ)に繋げてみましたが、4Kの解像度でミラーリング出力されません。12.9インチの画面スクショを27インチにそのまま拡大したような粗い見え方です。
この点、いかがでしょうか?
4K解像度に補正した上でミラーリングできていますか?
Appleに問い合わせましたが明確な回答が得られなかったため、お聞かせいただければ幸いです。
iPad Proであれば4k以上の出力ができる案内となっているようです。
https://support.apple.com/ja-jp/HT209186
接続するディスプレイによっては対応可否があるのかもしれません。