iPadで外部ディスプレイは利用できるの?PCみたいに外部ディスプレイを利用できると嬉しい
困った人
みつ
iPadで外部ディスプレイを利用する事は可能です!iPad機種別の外部ディスプレイ利用方法をお伝えします!
- iPad機種別の外部ディスプレイ利用方法
- iPadでの外部ディスプレイ利用におけるメリット・デメリット
- iPadで外部ディスプレイを使ってみての感想
iPadに外部ディスプレイとマウス、キーボードを繋げるとまさにPCです。外部ディスプレイにつなぐ事で迫力のある映像をみたり写真を楽しむ事が可能になりますよ!
iPadに外部モニター接続すると、想像以上に楽しい。
— 🍳Olive oil (@HashimotoGiken) July 31, 2019
TwitterするだけならiPad+外部モニター+外部キーボード+マウスで完璧な環境が作れてしまうのでPCいらないな……
— てんのすけ (@Meteor_Eternal) May 23, 2020
記事最後にiPadをさらに活用する周辺機器を紹介しております。よければチェックしてもらえると嬉しいです。
クリック出来る目次!
iPadでの外部ディスプレイ利用方法
iPadOSの進化でMacBookのようにiPad画面を外部ディスプレイに出力する事が可能になりました😄
iPad第9世代やiPad Pro(iPad Air4・iPad mini6)でも外部ディスプレイを利用する事でより大きな画面でiPadを利用する事ができます。そしてマウスやキーボードも利用できるようになったので、よりPCライクな使い方が可能なります。
iPadでキーボードやマウスを利用すると活用の幅が広がります。特殊な作業を除きほとんどがiPadで済んでしまいます😄
現時点(iPadOS15)でPCと同じレベルまでの外部ディスプレイ利用はできないですが、iPadでの外部ディスプレイ利用はメリットが沢山あっておすすめです。
以下のようなキーボードとマウス(またはトラックパッド付きキーボード)を組み合わせれば、まさにPCです。

【最新版】iPad第9世代おすすめキーボード15選比較
【2022年 最新版】iPad mini6キーボードおすすめ12選を比較
【2022年最新】iPadにおすすめなBluetoothマウスとトラックパッド式
みつ
iPadで外部ディスプレイの利用方法およびメリット・デメリットを紹介します!
- Appleサポートページ「こちら」にもケーブルを使ってiPadを外部ディスプレイに接続する方法の案内があります。
公式ページでもわからなくもないのですが、文字情報だけなので本記事では画像付きで詳細ご説明致します。
iPadと接続可能なディスプレイについて
iPadは基本的にすべてのディスプレイと接続可能です!
ただし、外部ディスプレイの利用にあたっては外部ディスプレイが対応する端子が重要になってきます。
具体的には以下2端子となります。
- HDMI端子
- USB-C端子
HDMI端子ディスプレイの場合には、(下記記事で紹介しているような)「USBハブ」と「HDMIケーブル」を利用しiPadと接続する必要があります。
iPad mini6、iPad Air4、iPad Proは「USB-Cハブ」、iPad第9世代や iPhoneは「Lightningハブ」が必要になります。
下記に機種別におすすめな「USB-Cハブ」「Lightningハブ」をまとめて紹介しております。





ちょっとお話がずれますが、USB-C端子対応ディスプレイであればiPad ProやiPad Air4はハブが不要でUSB-Cケーブル1本で外部ディスプレイの利用が可能です😄
具体的には、かなり高価なディスプレイになるのでご参考まで😅
ただPCと兼用してモニター利用を考えている方にはおすすめできるかと思います。私は記事の画像にある通り、現在は「DELL U2720QM」を利用しております。
- LG 27UP850-W(4K解像度で画質にもこだわりたい方)
- LG 32UN650-W(4Kでさらに大画面がいい方)
- DELL U2720QM(4K高コスパで3年も保証がつきます)
- BenQ EW3270U(4K解像度で大画面なのに割安)
- ASUS PA279CV-J(4Kでオールマイティに使える高コスパモデル)
USB-C端子利用のiPadでの外部ディスプレイ利用方法
USB-C端子利用のiPad ProやiPad Air4での外部ディスプレイ利用方法についてお伝え致します。
私はUSB-C接続対応の「DELL U2720QM」を利用しており、iPad Air4にUSB-Cケーブル1本を接続するだけで外部ディスプレイの利用が可能です。
USB-Cケーブル挿すだけで1〜2秒で iPad画面が外部モニターに出力されます!
みつ
USB-Cハブなどが不要で気軽に利用できます!
下記は私の愛用のキーボード(MX KEYS KX800)とマウス(ロジクールMX Master 3)をiPadと接続しPCライクにしたイメージです。
モニターとキーボード・マウスが揃うとまさにPCですね😆
私はガチで作業しない際には、ロジクールのキーボードケース「Combo Touch」につけたまま、以下のように利用したりしてます。
また、上記画像よりお気付きの方もいらっしゃるかと思いますが、現在の iPadOSは以下の通り外部モニター利用にあたっては課題があります。
- 外部モニター利用時はミラーリング(画面複製)となり、PCのような画面拡張は行えない
- アスペクト比の自動調整などの機能はなく、ディスプレイ左右に余白が空いてしまう
- 上記2点についてはUSB-C接続、HDMI接続問わず同様になります。

上記のような課題はありますが、多少のコストはかかってもUSB-Cでの iPad接続を検討される方は、下記のようなディスプレイを検討いただければと思います。
みつ
ちなみに、iPadなどにおすすめUSB-C接続可能なモニターです。
- LG 27UP850-W(4K解像度で画質にもこだわりたい方)
- LG 32UN650-W(4Kでさらに大画面がいい方)
- DELL U2720QM(4K高コスパで3年も保証がつきます)
- BenQ EW3270U(4K解像度で大画面なのに割安)
- ASUS PA279CV-J(4Kでオールマイティに使える高コスパモデル)
私は上記でご紹介の27インチ4Kモニター「DELL U2720QM」を利用しております。
ディスプレイの映像美もさる事ながらUSB-Cケーブル経由で同時に高速充電もできます。


ちなみに以下記事でもDELL U2720QMを紹介しております。チェックしてもらえると嬉しいです。

Lightning端子利用のiPadでの外部ディスプレイ利用方法
iPad第9世代やiPhoneの端子はApple独自規格のLightning端子になります。Lightning端子での外部モニター接続方法をお伝え致します。
外部モニターと接続するためにはLightning端子用のハブを購入しHDMI端子同士を接続する必要があります!
画像はiPhoneと外部モニターの接続ですがiPad第9世代も同様の接続イメージです。
- iPad ProやiPad Air4も先に紹介の通りUSB-Cハブがあれば同様にHDMI端子経由の接続が可能です!
参考までにですが Lightning利用の無印iPadやiPhoneのおすすめハブについては下記で紹介しております。
iPad機種別おすすめハブ

iPadでの外部ディスプレイ利用におけるメリット・デメリット
iPadでの外部ディスプレイ利用のメリットとデメリットを紹介します!
iPadでの外部ディスプレイ利用メリット
まず、iPadの最大画面サイズはiPad Proの12.9インチが最大です。当然ですがディスプレイは24インチ、27インチ…31インチとさらに上のサイズがあります。
大画面に投影する事ができるので、iPadで拡大しないと読めないような雑誌の小さい文字も読みやすいです。
そして、大画面で映画や海外ドラマをみるとやはり臨場感が異なりますね。
ざっくり整理すると以下となります。
- iPad最大サイズ(iPad Pro12.9インチ)を超えた画面表示ができる
- Kindle電子書籍や雑誌を大画面でみれる
- 映画や海外ドラマでの視聴の臨場感がアップし大迫力でみれる
- iPadでキーボード利用時にも視点があがり姿勢もよくなります
11インチiPad Proでも拡大しないと読むのが厳しい雑誌の文字まで問題なく読めます!
ちなみに私はAmazon本の読み放題サービス「Kindle Unlimited」を利用してます。
月に2〜3冊見るようであれば情報収集や勉強と元がとれる素晴らしいサービスです。

Netflixの動画再生前はただの画面複製ですが…
再生を開始すると外部モニターは左右の隙間がなくなり画面サイズフルに活用し再生されます!
上記補足すると、外部モニターに対応したアプリであれば左右の隙間なくフル画面表示されます!
調べる限りでは以下のようなアプリが外部ディスプレイ対応アプリです。
- Netflix
- Amazon Prime Video
- LumaFusion
- iPad純正の写真アプリ
どんどんアプリも進化していっているので、いずれほとんどのアプリが対応するかと思ってます。
以下のような動画サブスクを利用される方などは、iPad画面で見るより大画面で見た方が没入感も上がります😄
おすすめ動画視聴サービス




iPadでの外部ディスプレイ利用デメリット
すでにお伝えしている内容でもありますが、以下がデメリットです。
- 外部モニター利用時はミラーリング(画面複製)となりPCのような画面拡張は行えない
- アスペクト比の自動調整などの機能はなくディスプレイ左右に余白が空いてしまう
まだまだPC利用時の外部ディスプレイと比べると厳しいですが、ケーブル挿すだけで気軽に(NetflixやPrime Videoは)フル画面での動画視聴ができるのは結構なメリットですよね。
みつ
iPadであれば常に起動中なので気軽に大画面で動画視聴できますね!
そして大画面での雑誌閲覧なども捗ります。
iPadでの外部ディスプレイ設定項目
ちなみに、iPadでは対応したディスプレイであればHDRとSDRの切替が可能です。
- HDR(ハイダイナミックレンジ)推奨
- SDR(スタンダードダイナミックレンジ)互換性優先
まぁ対応しているならHDRの方がキレイで臨場感があっていいですよね。
また、「ディスプレイモードの変更を許可」にすると、現在視聴中のコンテンツにあわせダイナミックレンジとフレームレートを合わせてくれます。
以下が設定方法となります。ご参考まで
iPad設定画面の「画面表示と明るさ」を選択し、現在接続中のディスプレイを選択
好みにあわせ「HDR」または「SDR」を選択後に「ディスプレイモードの変更を許可」を選択
- 詳細については「iPad Pro の USB-C ポートで充電・接続する」ページでも紹介されてます。
iPadで外部ディスプレイを使ってみての感想
iPadで4K外部ディスプレイを使ってみての感想です。よかった点のみでなく気になった点も紹介致します。
大画面は正義でした
iPadは携帯性に優れ11インチの画面で動画視聴や読書、そしてPCライクに作業をこなせる素晴らしいデバイスです。
ただ11インチの画面だと物足りない時があり、外部ディスプレイを利用する事による大画面での雑誌閲覧や動画視聴はやはり素晴らしいです。
これは一度やってもらえると病みつきになると思います。
そして、外付けのキーボードとマウスがあればちょっとしたパソコンになり集中してPCライクな作業ができます。



外部モニターでPCライクに使うのは結構手間でした
iPad画面を大画面に映せるのは最高なのですが、PCライクに使うために毎回キーボーととマウスを出すのが結構手間なんですよね😅
トラックパッド付きのキーボードケースだと、帰宅してケーブルつなげるだけで即モニターに投影できてキー入力開始ができとても快適です。
私はロジクールCombo Touchというものを愛用しておりますが、キーボードとマウスを毎回出すのが手間と思われている方にはおすすめです。
Magic Keyboardは中々高価なので…色々検討してみてください。
以下は私の愛用しているCombo Touch詳細レビュー記事です。ご参考まで

やはりアスペクト比が合わないのが辛い
大画面表示に対応したアプリを除いてですが、基本的にはiPad画面を外部ディスプレイに投影すると余白ができてしまうんですよね。
私は31.5インチ大型モニターでそれほど余白は気にはならないですが、ウルトラワイドモニターなどの横に広いモニターだと悲しいくらい余白が空きます。
iPadOSの進化で今後改善はされるとは思いますが、iPadで外部モニターを利用するならばウルトラワイドのモニターはあまりおすすめできないです。
私はUSB-Cで直接繋げるモニター利用してますが、USB-Cハブを導入しHDMIケーブルで今持っているモニターにiPadを接続するのがコストかからずおすすめかなと思います。
また、ハブを導入する事で外部ディスプレイに投影だけでなく、iPadでできる事も沢山増えるので一度お試しいただければと思います。
iPad機種別おすすめハブ



ウルトラワイドモニターで試したがやはり厳しい
実際に曲面ウルトラモニターの「LG 35WN75C-B」で試してみました。
一目でわかりますが…やはりウルトラワイドモニターをiPad外部ディスプレイとして利用するのは厳しいですね😅
画面半分くらいしか…利用できないですね。iPadOSが進化して画面いっぱいに表示できるようになるのを切に願うばかりです。
私はPC作業メインで通常サイズのモニターからウルトラワイドモニターへ切り替えましたが、iPadを外部モニターへ出力するならば以下のような通常サイズのモニターの方が幸せになれそうです。
- LG 27UP850-W(4K解像度で画質にもこだわりたい方)
- LG 32UN650-W(4Kでさらに大画面がいい方)
- DELL U2720QM(4K高コスパで3年も保証がつきます)
- BenQ EW3270U(4K解像度で大画面なのに割安)
- ASUS PA279CV-J(4Kでオールマイティに使える高コスパモデル)
ちなみに私が利用しているモニターは以下となります。曲面ウルトラワイドモニターが気になる方はご参考まで😅

まとめ
今回はiPadで外部ディスプレイを利用する方法とメリット・デメリットを紹介いたしました。
- iPad最大サイズ(iPad Pro12.9インチ)を超えた画面表示ができる
- Kindle電子書籍や雑誌を大画面でみれる
- 映画や海外ドラマでの視聴の臨場感がアップし大迫力でみれる
- iPadでキーボード利用時にも視点があがり姿勢もよくなります
- 外部モニター利用時はミラーリング(画面複製)となりPCのような画面拡張は行えない
- アスペクト比の自動調整などの機能はなくディスプレイ左右に余白が空いてしまう
iPad Air5やiPad ProはUSB-C端子対応の外部ディスプレイであればケーブルを挿すだけで利用可能です!iPad第9世代はLightningハブを導入すれば外部ディスプレイの利用が可能です!
是非一度iPadを外部ディスプレイに接続してみてください。今まで気付かなかったiPadの新しい活用方法が発見できるかもしれません。
- LG 27UP850-W(4K解像度で画質にもこだわりたい方)
- LG 32UN650-W(4Kでさらに大画面がいい方)
- DELL U2720QM(4K高コスパで3年も保証がつきます)
- BenQ EW3270U(4K解像度で大画面なのに割安)
- ASUS PA279CV-J(4Kでオールマイティに使える高コスパモデル)



参考 iPadをさらに活用するための関連記事
iPadのお陰で人生がとても楽しくなりました。
iPad活用事例



iPadを活用するおすすめアクセサリ




iPadをPC化するアクセサリ

【2022年最新版】iPad Air5(iPad Air4)・iPad Proキーボードおすすめ19選比較【おすすめキーボード付きケース】
【2022年 最新版】iPad mini6キーボードおすすめ12選を比較
【2022年最新】iPadにおすすめなBluetoothマウスとトラックパッド式
LightningハブやUSB-Cハブ導入でiPadでできることがさらに広がります。



iPadにおすすめな充電器やイヤホンなど😄



最後までご確認いただきありがとうございます。
iPad活用の参考になれば幸いです。
記事拝見しました。
第5世代のiPad pro 12.9インチを4Kディスプレイ(27インチ)に繋げてみましたが、4Kの解像度でミラーリング出力されません。12.9インチの画面スクショを27インチにそのまま拡大したような粗い見え方です。
この点、いかがでしょうか?
4K解像度に補正した上でミラーリングできていますか?
Appleに問い合わせましたが明確な回答が得られなかったため、お聞かせいただければ幸いです。
iPad Proであれば4k以上の出力ができる案内となっているようです。
https://support.apple.com/ja-jp/HT209186
接続するディスプレイによっては対応可否があるのかもしれません。